冷え性から膀胱炎になる?治療に効く薬は?
冷え性が招く病気に、「膀胱炎」があります。
始めに膀胱炎について簡単に説明すると、膀胱炎にも種類があります。まず、細菌が膣や肛門から侵入することで起こる「急性膀胱炎」。膀胱炎の患者の多くはこの急性膀胱炎であるといわれます。次に「慢性膀胱炎」症状は急性と変わりませんが、急性ほど強い痛みがなく自覚症状がない場合もあり、頻尿や残尿感があり、原因は細菌性のもの以外にも基礎疾患(前立腺肥大、膀胱結石、尿路結石、糖尿病など)があり、膀胱炎になる慢性複雑膀胱炎というものがあります。次に、慢性膀胱炎の一種ですが、特に原因が不明である「間質性膀胱炎」とは、肉眼で見えるほど尿とともに出血をする出血性膀胱炎で、これはおもにウィルス感染によるものとされています。特に子供がかかりやすく、排尿時に強い痛みがあり、真っ赤な血が出ます。膀胱炎の主な症状としては、「何度もトイレにいきたくなる」「排尿後に痛みがある」「尿が白く濁る・血が混じる」で、初期の膀胱炎ではトイレが近く残尿感が残り、悪化してくると残尿感がひどくなり、常に下腹部に違和感を感じ痛みを感じるようになり、何度もトイレに行くようになり、出られなくなるといった症状になります。
そこからさらに悪化すれば腎盂腎炎や腎臓へ感染する場合もあるそうです。
では「冷えから来る膀胱炎」について説明します。
なぜ「冷え性」から「膀胱炎」になるのでしょうか?
冷え性の場合、まず体温が低く、血液の流れが悪くなります。血流が悪くなると、体に行き渡るはずの栄養や酸素がうまく運ばれずに、細胞の働きを弱め、特に、下半身が冷えてくると膀胱や尿道などの臓器や筋肉の働きが悪くなり排尿回数が減り、膀胱炎を引き起こします。通常の人間の体温(体内の体温)の37℃前後であれば、細菌が侵入したとしても免疫力により繁殖・感染することはありませんが、冷え性の場合、その37℃を下回る低体温の状態ですので、細菌の繁殖しやすい温度となり、膀胱炎に感染しやすい状態となります。
だから、膀胱炎とは冷え性のおおい女性に多い病気とされています。
膀胱炎の治療について
膀胱炎の治療には薬が使われますが、その膀胱炎の種類、原因、症状により飲み薬の他にもいろいろな薬剤が使われます。細菌性の膀胱炎の場合は大腸菌によるものがほとんどですので、抗生物質や抗菌剤の内服薬が処方されます。
間質膀胱炎などの細菌が原因でない場合は抗菌剤は使われず、睡眠不足や不安改善効果のある抗うつ剤が処方されます。
冷え性から来る膀胱炎の場合、膀胱炎には薬が処方されますが、冷え性そのものは西洋医学では病気とはされていませんので、処方される薬はありません。
冷え性の治療には生活習慣の改善が大切ですが、東洋医学の治療としては、漢方が用いられます。血液の流れを改善し体を温める事、自律神経を整え、ホルモンバランスを整える事により、冷えの改善を図りましょう。
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